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家づくりを経験された方は実感されたことと思いますが、家づくりとは本当に大きな仕事です。「人生の一大事業」とも言われるように、無事完成に至るまでには、肉体的にも精神的にも大きな労力を費やす、まさに「事業」だと私は考えています。
そんな大仕事ですから、当然、疲れも残りますよね。その疲れが癒えないうちに、引越しの片付けに追われたり、ご近所付き合いにも気を使ったりと、待ちに待った新居での生活も、楽しい反面、慣れないことが多く緊張も続くでしょう。そういう状況下では、やはり疲れや緊張から体調を崩したりすることが多くなるものです。新居の階段や慣れない通学路で、子供さんがけがをしたという話もよく聞きます。 家づくりはたいへんな仕事ですが、たいへんな仕事だけに、疲れ過ぎないように、適度にリラックスして臨むことが大切と、私は常々お話しています。私のもとへも、設計に行き詰ってしまった、設備や仕様に迷い過ぎて決められないと、疲れ切った様子で相談にみえる方が少なくありません。せっかくの家づくりですから、誰しも力が入るのは当たり前。でも、力み過ぎてしまうのは疲れを増幅させてしまいます。家が完成したら寝込んでしまったというのも、実際によくある話なのです。新居で幸せな生活を送るためにも、家づくりは慌てず、ゆったりと構えて進めること。そして、気分をリラックスさせることが大切ですね。 家を建てたら「3年は家族の病気やけがに気をつけなさい」というのも、「新居でも無理をせず、ゆっくりと落ち着いて生活をスタートさせなさい」という先人の教えだとお考えください。家を建てたら厄がつくというわけでは決してありませんが、「厄」という言葉を使って私たちを戒めているのでしょうね。
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