Q 30年間住んだ家のリフォームを予定しています。今までは北西がキッチン、南西が寝室でしたが、リフォーム委託会社からリビングダイニングキッチンを南側に続けて取るよう提案されています。実際、北西の部屋は暗く、逆に南西の部屋がとても明るいのです。が、南西+裏鬼門なのでキッチンに利用することに迷いがあります。西は小さな窓のみで西日の障りはなく、南面も掃き出しには庇があって暑くないと思いますが、やはり障りがあるでしょうか?


A 
西日の障りがないようであれば、問題はないでしょう。

家相では南西のキッチンは凶とされていますが、これは南西が西日の影響で暑くなる場所であり、そのために食材が傷みやすく、健康上、衛生上の心配があるためです。しかし、ご相談のケースのように、長年そこに住まわれて、西日の影響がないとわかっているような場合には、必ずしも凶とはいえません。お話を聞く限りでは、北西のほうが寝室向きのようですし、西側に新たに大きな窓をつくるなどしなければ、計画どおりに進まれて問題ないと思います。

家相では、とかく方角だけで吉凶をみてしまいがちですが、同じ「南」でも、道路や空き地に面したすこぶる日当たりのよい南もあれば、隣家がせまった日の当たらない南もありますよね。後者のような場合、地図上の方角は南でも、環境からいえば北に近い場合もあります。家づくりにとって重要なのは、日当たりや風通し、暑さ・寒さや、明るさ・暗さといったその場所の環境であって、地図上の東・西・南・北ではありません。それぞれの立地条件や周辺環境に合わせて、住みよい家をつくることが大切なのです。。

リフォームの場合は、そこに何年か住んで、その場所の環境や、今の住まいの長所・短所もよくわかっていますから、単に方角だけで判断してしまわず、その環境をうまくいかし、より住みよい家をつくっていただきたいと思います。ただし、工事内容や工程などの打ち合わせをしっかり行い、慌てずに慎重に進められることが肝要です。また、西日の影響についても、今のところ障りはないにしても、リフォーム後も大丈夫かどうか、きちんと確認してくださいね。思いのほか暑かったりした場合には、遮光などの対策をお忘れなく。


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