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東南は家相学上「大吉」の場所とされ、ここにはどんな部屋をつくっても「吉」といわれています。たとえば、「東南に玄関がある家は繁栄する」とか、「東南に長男の部屋をつくると出世する」などというのはよく聞く言葉ですね。実際のところ、子供が出世するかどうかは本人の努力次第なわけですが、東南が家相学上「大吉」といわれるのには、ちゃんとした理由があるのです。 それは、東南が明るく、空気環境のよい場所であるからです。ご存知のように、東南は午前中によく日光が当たる場所ですね。朝の光はとりわけ明るく、さわやかな気分にさせてくれますし、西日が当たる南西ほど、暑さも厳しくありません。また、午前から午後2時ごろにかけて差す日光には、殺菌効果のある紫外線が多く含まれており、この時間に差す日光を多く受けるのが東南部分です。
紫外線は日焼けなど人の体への影響もあり、敬遠されることが多いのですが、その殺菌効果はいろんな分野で利用されています。紫外線に直接当たるのではなく、紫外線を含んだ日光をうまく取り入れて、住まいの空気環境をよくする。これができる場所が東南なのです。明るくて空気環境がよいとなれば、どんな部屋をつくっても過ごしやすい空間となりますよね。 ですから、「東南に一番いいのは何か」を考える際は、「東南に何があったら一番わが家らしいか?」と考えてみてください。たとえば、家族がみな帰宅が遅く、休みもバラバラという家庭なら、朝日が差す東南でそろって朝食をとるとか、毎朝入浴する習慣のある家庭なら、光が注ぐ東南のお風呂で露天風呂気分を味わうとか、休日はやっぱり明るいリビングで子供たちと遊びたいとか、その家庭ごとの「一番の場所」を東南につくることができれば、それがベストなのだと私は思います。
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