床の間の扱いは

Q 床の間について教えてください。床の間に掃除機を置いていたら、友人から「床の間は神聖な場所、そこに掃除機を置くなんて!」と言われました。今は何も置いていませんが、実家はずっとテレビを置いています。他の友人もタンスなどを置いているそうです。狭い家なので床の間のスペースはよだれが出るほど使いたい空間なのですが、物は置かないほうがいいのでしょうか? また、床の間を収納棚にリフォームするなど、手を加えるのは家相的によくないのでしょうか?

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A 収納スペースとして活用することは、家相学的には問題ありません。

床の間は日本の和風住宅特有のもので、室町時代に端を発しているといわれています。その後、書院造りや茶道などの文化の影響もあり、和室の装飾スペースとして現代まで受け継がれてきました。私たちが床の間を大切な場所と思うのは、単に物を飾るだけでなく、和室の象徴として、また、日本の行事や暮らしの中でのよりどころみたいなものとして、捉えられてきたからでしょうね。

しかし、格式的なものであった床の間も、現代の家づくりではずいぶんと実用的になってきました。また、部屋が狭くなることから、床の間を設けない和室も多くなりましたね。

本来であれば、せっかく床の間があるのですから、季節のしつらいなどをして楽しんでいただきたい気もしますが、収納にお困りのようであれば、実用面重視で収納スペースとして活用されても、家相学的には問題はありません。床の間に家具や電化製品を置いたからといって、何かよくないことが起きるなどということはありませんからね。

ただ、リフォームで完全に床の間をなくしてしまうかどうかは、慎重にお考えくださいね。子供さんが小さい間や、物がたくさんある間は、「床の間」より「収納」を優先したいものですが、和室はやはり日本人が落ち着ける場所。床の間に花や器などを飾って、季節や自然を感じながら住まうのもいいものです。今は一時的に収納スペースとして使っておいて、床の間として活かしたいと思われたときには、元に戻せるようにしておかれてはどうでしょうか。



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(C)copyright 2005 家相研究家 小池康壽