吹抜けをつくると病気に?

Q:今流行りの吹き抜けについてなんですが、光を取り入れるためによいのはわかるんですが、本を読むと「よくない・頭部の病気になる」と書いてありました。やはり吹き抜けはよくないものなのでしょうか? また、もし吹き抜けにするなら、どういう点に気をつければよいですか?

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A:吹き抜けは、私はあまりおすすめできません。

「頭部の病気になる」というのは、まったくの迷信で根拠のあるものではありません。しかし私は、吹き抜けはあまりおすすめできません。私自身も、以前の住まいには吹き抜けをつくりましたが、今の住まいを建てる際には、吹き抜けはつくりませんでした。

確かに、光を取り入れるために吹き抜けをつくることは有効です。また、空間の広がりや開放感も感じられ、デザイン的にも見栄えがしますよね。しかし、開放感や見栄えだけで吹き抜けをつくってしまうと、後になって後悔してしまうこともあるのです。それは「メンテナンス」の問題です。

吹き抜けは天井までの大空間ですから、手が届かず、掃除やメンテナンスができない部分が多いのです。新築のうちはよいですが、年数が経つうちに埃がたまったり、クロスに染みができたりして、どうしても汚れてきてしまいます。見栄えがよかったはずの吹き抜けが、逆に家の見栄えを悪くしてしまうこともあるのです。

また、リビングが吹き抜けになっている場合などは、冷暖房の効率が悪く、思いのほか光熱費がかかってしまうこともありますし、吹き抜けの風通しがうまく取れないと、家の中に空気がよどんだ空間をつくってしまうことにもなります。

ですから、吹き抜けをつくる場合には、メンテナンスや冷暖房の問題も含めて、吹き抜けをつくる場所や窓の取り付け位置、内装材などをよく検討されることをおすすめします。

クロスは汚れにくいもの、窓は結露に強いペアガラスや樹脂製のサッシにされるとよいですね。照明器具も電球の交換時を考え、昇降機能付きのものを選びましょう。また、リビングの吹き抜けにはシーリングファンを付けるのもよいですね。空気の流れができ、冷暖房の効率をよくしてくれます。

家は長く暮らす場所ですから、後々のことを考慮することも大切なことですね。



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