西向きの門は家相上良くない

Q:わが家の敷地の西側には道路があり、その道路に向かって正面に門があります。知り合いの方に、西向きの門は家相上良くないので、南向きにした方が良いと言われたのですが本当でしょうか?

----------------------------------------------------------


A:わざわざ南向きにする必要はありません。

門は基本的に道路から敷地への入り口としてつくられるものです。南側にも道路があるのなら別ですが、西側に道路がある場合は、やはり西向きにつくるのが自然です。知り合いの方が西向きの門を良くないと言われたのは、おそらく「西」という方向が持つイメージからでしょう。東や南が吉方位であるのに対し、西や北はどうしても「凶」のイメージが強いからです。

しかし、西側に道路がある敷地は、昔から家相では「吉相」とされているのです。家相とは縁の深い中国の「陰陽五行説」にも、「西」は実りある裕福な方向として考えられていましたし、家づくりの観点から見ても、外からの視線が気になる道路側に窓を多くつくらなくて済む(西日を防ぐために西側の窓は少なくしますからね)・道路側の西に建物を寄せて、敷地の東側をあけることができるなど、西側道路の敷地にはメリットも多いのです。

ですから、今ある門をわざわざ南向きにする必要はありません。第一、道路側に門がなかったら、どこからその家に入ったらよいのかわからなくなってしまいますよね。これでは来訪する人も困りますし、家の外観もどこか不自然に見えてしまいます。また、道路から奥まった見えにくい門は、死角となり防犯上も望ましいものではありません。

門は方向ではなく、むしろそのつくり方が大切なのです。現代家相学上「大吉」の門とは、防犯性を考慮した適度な高さと透視性のある門、家とのバランス・調和のとれた門であると私は考えます。


このサイトをご利用いただく際の、著作権に関するお願いがございます。
(C)copyright 2005 家相研究家 小池康壽