Q 南玄関と道路の幅がなく、玄関の前がすぐ門になります。正面は[凶]ということなので、東にずらすと南の正中線に入り、これも[凶]にあたります。西にずらすと裏鬼門の[凶]です。どうすればいいのでしょうか?


A 
門は道路や敷地の状況に合わせて、無理なく安全に出入りができる位置に配置することが望ましいですね。

家相では、家の門についてもさまざまに吉凶がいわれています。玄関の真正面にある門は凶、正中線上にある門、鬼門にかかる門も昔から凶とされ、家相の本などには「避けるべき」などと書かれていますから、ご心配になるのも無理はありません。

しかし、正中線や鬼門にある門が凶といわれるのは、ほとんど迷信的な意味合いであって、確たる根拠があるわけではないのです。家の表玄関である門が凶の方位にあると、災いを招きいれてしまうと心配される方も多いのですが、門は道路から家への入り口ですから、道路や敷地の状況に合わせて、無理なく安全に出入りができるように、また、家とのバランスを考えて配置されることが望ましいのです。

玄関の正面にある門が凶といわれるのには、外から玄関や家の中が見られやすいという理由もあります。また、門から玄関までの奥行きを出すために(敷地が広く見えるので)、門をずらして配置することも多いのです。ただ、昨今のように物騒な世の中では、周りから玄関や家の中がうかがえるくらいのほうが安全ともいえますね。

どこへもっていっても凶となってしまう門にお悩みのようですが、ここはちょっと考え方を変えてみましょう。「ここも凶、あっちも凶…」と迷信だけの「凶」を観点にするのではなく、「ここだとこういう点がよい、あっちはこんな利点がある…」と、よい点も観点にしてみましょう。家の表玄関である大事な門の位置だからこそ、道路や周辺の状況、生活の様子などから、安全面や防犯面も含めてよく検討していただきたいと思います。


このサイトをご利用いただく際の、著作権に関するお願いがございます。
(C)copyright 2005 家相研究家 小池康壽