Q 家を新築する予定なのですが、以前読んだ家相の本に、「吉相の家の条件は風通しがよいこと」と書いてあったのですが、風通しをよくするにはどうすればよいのですか?


A 風通しをよくするためには、まず窓の位置をよく考慮しましょう。

日当たりと風通しがよいことは、昔も今も吉相の家の条件といえます。家相の古書などに書かれている事柄も、基本的には、光や風を住まいに効率よく取り入れるための知恵なのです。

昨今はどちらかというと日当たりばかりが重要視されがちですが、私はむしろ、住まいには風通しのほうが大切だと考えます。建築基準法の改正で、換気設備の取り付けが義務付けられるなど、建物が高断熱・高気密化された現代では、ますます風通しが大切なものとなっています。人が健康に暮らすためにも、住まいを長持ちさせるためにも、風の流れは必要なものだからです。

では、風通しをよくするためにはどうすればよいかというと、まずは風の出入り口である窓の数や位置を、よく考慮することが大切ですね。一部屋に少なくとも2箇所、できれば少し離れた位置に窓を付けると風の流れがよくなります。窓は1箇所でもついていればOKと思われる方も多いのですが、風の入り口と出口があることで効率よく風が流れ、室内のよどんだ空気や埃、湿気や有機性化合物などの「悪い気」が排出されていくのです。風通しの悪い部屋にカビが生えたりするのは、湿気やカビのえさとなる埃が排出されず、室内にたまってしまうからです。

すべての部屋に窓を2箇所以上付けられれば、家の中全体によく風が流れ、「よい気」に満ちた住まいとなります。お住まいの地域の風の向き、強さなどもわかれば、なお効果的に窓の位置やサイズを決めることができますね。しかし、窓が1箇所しか付けられない場合や、マンションなどで窓のない部屋がある場合も少なくありません。こういう場合は、空気導入型の換気扇やシーリングファン、空気清浄機などを使って、空気の流れをつくってあげましょう。

外構の塀やフェンスなども、通気性のよいものを選びましょう。隣家との間も適度な距離が取れると理想的です。また、せっかく窓があっても、閉め切ったままでは何にもなりません。天気のよい日は窓を開けて、家の中に自然の風を通してあげましょう。

このサイトをご利用いただく際の、著作権に関するお願いがございます。
(C)copyright 2005 家相研究家 小池康壽