鬼門の台所 対策法 続編

前回の記事、「健康運向上アイテムは足元に在り」では、冬場の寒さゆえ「大凶」といわれる北側の台所を「吉」にするアイテム、「足元温風ヒーター」をご紹介しました。冷える足元を効率よく暖め、なおかつ安全な暖房である足元温風ヒーターは、現代家相学上も“◎(にじゅうまる)”の設備機器ですが、実は台所の運勢向上アイテムは、もうひとつ、今度は「頭の上」にあったのです。今回は、その「頭の上」にある運勢向上アイテムについて、お話をしたいと思います。

そのアイテムとは、「空気導入式熱交換型台所換気扇」。なんだか舌を噛みそうな長い名前ですが、つまりは換気扇です。ただこれが、なかなかの機能の持ち主なのであります。

以前にもお話しましたように、台所という場所は、非常に空気が汚れやすい場所です。調理時の油煙や水蒸気、コンロの火が燃焼する際に発生する二酸化炭素などが、台所の空気環境を悪くしてしまっています。そこで、これらの汚れた空気を、換気扇で効率よく排出しなければならないわけですが、寒い冬の時期は窓を閉め切っていることが多く、換気扇を回しても、思うように排気できない場合が多いのです。


「呪われた台所」の記事でもお話しましたが、換気扇は、外部から新しい空気を取り込まないと、汚れた空気を効率よく排出してくれないのです。家の窓を閉め切りがちな冬場は、外部から新しい空気を取り込めず、効率よく排気できません。それゆえ、台所には汚れた空気や湿気がたまりがちとなり、カビが発生しやすくなったりもしてしまいます。

そうかといって、寒い冬の早朝から、台所の窓を開けて食事の仕度をしていたのでは、底冷えした空気がどんどん室内に入ってきてしまい、より「婦人経水病を発すべし」となってしまうでしょう。前回ご紹介した足元温風ヒーターで暖めても、外部の冷気が入ってきては効果も半減です。

そこで、窓を開けなくてもスムーズに換気できる「空気導入型」の換気扇のお目見えです。空気導入型の換気扇は、換気扇の上部から、換気に必要な分の外気を文字どおり“導入”してくれるのです。そのため、窓を閉めた状態でも、効率よく換気を行ってくれます。

しかし、換気はスムーズに行われるものの、外部から導入される空気は所詮冷たい空気、やはり、北側などの寒い台所では、頭上からの冷気も気になります。



何を隠そう我が家の台所も、北東の鬼門に位置しています。しかも北側が道路のため、北風がまともに当たり、冬場はかなり冷える環境なのです。しかも家内はかなりの冷え性。そこで私が選んだ換気扇が、もうひとつの運勢向上アイテムである、その長ったらしい名前の「空気導入式熱交換型台所換気扇」です。



これは、先ほどお話した「空気導入型」の換気扇に、さらに「熱交換」の機能がプラスされたもので、外部の空気と内部の空気の熱交換を行い、温度差を少なくして新しい空気を取り込むという、なかなかの優れものです。これを使用すると、換気扇が外部から新しい空気を導入し、台所で発生する熱や、室内の暖かい空気と熱交換を行いながら、新しい空気を台所内に送り込みます。

ですから寒い冬でも、外部の冷気がまともに取り込まれるのではなく、熱交換され幾分暖かくなった空気が、台所内に導入されるのです。いってみれば、台所から排出される汚れた空気の熱をリサイクルして、外部から導入した冷気を暖めるというものです。「暖房」とまではいきませんが、少なくとも、換気扇を回すことで極端に室内温度が下がることは防げます。また、夏場の暑い時期は、熱交換を行うと室外の暑い空気を取り入れてしまうことになりますから、熱交換の機能はお休みにして、換気だけを行うように切り替えることもできるのです。

現代では、このような運勢向上アイテムがどんどん開発されています。古い家相の考え方も、これら現代のアイテムでもって、多くの「凶」が解決できるようになりました。「この方位の台所は災いが起こる…」とか、「鬼門の台所は大凶だ…」などと塞ぎこんでしまうより、まずは「凶」といわれる理由や原因を考えてみること。そして、それを改善する対策さえすればよいと私は考えます。でなければ私も、北東の鬼門に台所をつくったりはしませんからね。



「竈(かまど)北向きにつくるは、物事損失多し。又病難をつかさどる、婦人経水病を発すべし」。「しかし、現代の設備機器をもってすれば、必ずや改善できるべし!」とでも、小池康壽の家相書に付け足しておきましょうか。

   

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