Q 私の家は玄関が奥まったところにあり、門からは居間のほうが近いため、家族も親しい人たちも玄関から出入りせず、居間の掃き出し窓から出入りしています。そのためか、玄関はなんとなく陰気な感じがして気になっています。玄関以外の場所から出入りすることは、家相上問題はないのでしょうか?


A 
玄関以外の場所から日常的に出入りをすることは、あまり好ましくありませんね。

住まいにはそれぞれの部屋ごとに用途や目的があります。その用途や目的に応じて、使いやすさや過ごしやすさを考慮することも、よい住まいづくりのポイントといえます。ご相談のケースのように、便利さゆえ、玄関以外の場所から出入りしているご家庭も多いでしょうが、これはやはり本来の用途ではありませんし、家相学的にもあまり好ましいことではありません。

その理由として、第一に防犯面での心配があげられます。昨今は空き巣や強盗などが頻繁に発生し、その手口も巧妙かつ周到になっています。狙いを定めた家を下見し、侵入しやすい場所や時間を入念に調べているケースがほとんどです。玄関代わりに使われている窓があれば、当然「侵入口」として狙われやすくなりますし、門から見える場所であれば、掃き出し口の履物などで留守かどうかを確認できてしまいますね。

それともうひとつ、めったに使われない玄関は、風通しも悪くなって空気もよどむでしょうし、なんとなく陰気に思えてしまうのも無理はありません。来客時は本来の玄関を使うでしょうから、家族が陰気と感じてしまう玄関は、来客にもよい印象を与えないでしょう。そして、人の気配のない玄関もまた、防犯上は狙われやすく注意が必要です。

住まいの出入りの場はやはり玄関ですから、この機会に玄関から出入りするようにされてはいかがですか。そして、できれば玄関や窓まわりの防犯面も、この機会に見直しておきましょう。


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