大吉の子供室作り

新世紀最初の年に大変おめでたいニュースが日本中を駆けめぐりました。そう、内親王殿下愛子様の御誕生です。愛子様の御誕生に関しては、育児のお部屋である「皇子室」のご様子もメディアの話題となりました。壁は明るいベージュ色、床は自然素材のコルクタイル貼り…。皆さんも、そのお部屋のご様子は耳にされたことと思います。そこで今回の記事では、皇太子様・雅子様ご夫妻がお選びになった子供室の2つのアイテム、「壁や天井のベージュ色」と「コルクの床」について、現代家相学の観点からお話してみたいと思います。



家相は家の構造から吉凶を見るものですが、間取りだけでなく、天井や壁・床などの内装の色や材質も、現代家相学においては大事なチェックポイントなのです。子供室の内装材も、その選び方によっては、子供の運勢を大きく変えてしまうことだってあります。結論から言ってしまえば、皇太子様・雅子様がお選びになった「壁のベージュ色」と「コルクの床」は、まさに子供室には大吉の内装なのです。

家づくりをする際、子供室の内装材選びに苦労される方が多いのは、鑑定の際「子供室の内装はどんな色にしたらよいか、どんな材質を使ったらよいか」といった質問をよく受けることからも伺えます。まず、壁や天井などの色については、地味で物足りないと思えるかもしれませんが、「シンプルな色柄のクロスが一番」と私はいつもアドバイスしています。

子供室というと、特に幼少期の子供さんがいる場合は、キャラクター柄のにぎやかなクロスや、カラフルな色・派手な柄のクロスがよく選ばれているようです。「子供が大きくなったらまた貼り替えればいい」という方が多いのですが、基本的に、子供室は台所や洗面所などと違って、壁が汚れるような室内環境ではなく、貼り替えのタイミングを逸してしまうのが現状ではないでしょうか。


それよりも、最初は地味に思えてもシンプルな色柄のクロスにして、タペストリーやポスターなどの小物で子供らしさを演出してあげるほうがよいでしょう。そうすれば、わざわざ貼り替えをしなくても、子供の成長段階に合わせた部屋づくりができると思います。具体的な色でいえば「白・ベージュ・薄いグリーンや薄いブルー」などがよいでしょう。中でもベージュは、明るく暖かみがあり、また落ち着きも感じさせてくれる色として、現代家相学上もおすすめの色といえます。


材質にも気をつけなければいけません。数年前から「シックハウス症候群」が社会問題になっていますが、子供室の内装材には、シックハウス対策が不可欠です。できるかぎり健康的な素材(紙質系クロスなど、重金属・PCB・ホルムアルデヒト・フェノール・蛍光物質を含んでいないものが望ましい)から選ぶようにしましょう。またクロスには、意外と摩擦係数の高いものもあり、転んだ拍子などに顔や手足を擦りむいてしまうこともあります。クロスを選ぶ際は、カタログの写真だけではなく、実際に触って材質を確かめるようにしたいものです。

床については、現在はやはりフローリングが圧倒的なシェアーを占めています。フローリングはカーペットやじゅうたんに比べダニの心配が少なく、掃除がしやすいという点で人気ですが、滑りやすく、マンションなどでは階下に音が響きやすいという点もあります。その点カーペットやじゅうたんは、柔らかい材質で音も響きにくいのですが、汚れやすいという理由で子供室には敬遠されるケースも多いようです。では、今回愛子様のお部屋に使われた「コルクの床」はどうなのでしょう。

自然素材のコルクは足触りもよく、弾力性があるので、転んでもケガをしにくい子供にやさしい床材といえます。一見弱そうに見える材質ですが、耐久性・耐水性に加え消音効果もあるのです。いってみれば、フローリングとカーペットやじゅうたんの「いいとこ取り」。皇太子様・雅子様ご夫妻がお選びになったコルクは、まさに子供室にピッタリの床材だと思います。

「壁はベージュ、床はコルク」。この2つのアイテムは、新世紀の家づくりアイテムとしてブレイクしそうですね。


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